學校午餐從業人員與Kewpie公司(キユーピー株式会社)的合作關係 —從提供業務用美乃滋到推動食育實踐的歷程

文|陳儒瑋(大享食育協會資深研究員)
圖|キユーピー株式会社
首圖|KEWPIE 食だよりVol.24(2024年11月發行)

前言

在茨城縣美乃濱學園營養教師保立貴博的引介下,我們於第2回全國學校給食・營養教諭等研究協議大會會場,與Kewpie 株式會社(キユーピー株式会社)銷售戰略本部‧食品服務銷售戰略部‧外食與團膳團隊主管吉川宏治與管理營養師小泉直子進行了三十分鐘訪談,對話內容涵蓋學校午餐日常業務的情況,延伸至食育推進實踐以及企業社會責任。

2022 年,Kewpie在日本農林水產省主辦的第6回食育活動表彰中,於教育關係者・事業者部門(企業部門)榮獲最高榮譽——農林水產大臣賞。表彰理由指出,Kewpie自1961年起舉辦工廠參觀(オープンキッチン),1984年開始提供飲食生活與健康相關講演,2002年則推出針對小學生的美乃滋教室(マヨネーズ教室)授課。即便在2020年新冠疫情衝擊下,仍持續透過線上方式推動多元的食育活動,展現持續創新與進化的實績。

2030願景:從全球到每位孩子的笑容

談到Kewpie的食育推進事業,小泉管理營養師以公司制定的2030願景(2030ビジョン),核心聚焦於「世界(グローバル)」、「顧客(お客様)」、「社會‧環境(社会‧環境)」三大面向的行動。而學校營養午餐正是實現「每位顧客」與「讓孩子綻放笑容」這兩項目標的重要場域。

Kewpie產品如何成為學校營養午餐的助力?

小泉說明,Kewpie會掌握自家產品的特點,以及學校午餐環境的變化,思考如何讓營養師能將產品納入食譜中,並以具體提案的方式回饋給學校營養師。

Kewpie每年發行三期的《KEWPIE 飲食通信(KEWPIE 食だより)》,分享美乃滋的多樣化使用資訊,其中包含專訪學校營養師的專欄。

我們曾拜訪茨城縣的保立貴博營養教師,詢問學校午餐食譜中有哪些料理使用美乃滋,並請教他對食育的看法。

小泉說。


來源:kewpie.co.jp/prouse/recommend/schoollunch/pdf/shokudayori_22.pdf

今年適逢美乃滋發售百週年,Kewpie特別舉辦了以全國學校營養師為對象的美乃滋學校午餐食譜徵件比賽(学校給食マヨメニューコンテスト),設置「創意獎」、「地產地消獎」、「SDGs獎」與「審查員特別獎」等項目,鼓勵創新、在地食材運用與減少廚餘等學校午餐實踐提案,探索美乃滋更多可能性。


來源:キユーピー マヨネーズ発売100周年 学校給食マヨメニューコンテスト

考量食物過敏兒童需求的商品開發

在商品創新方面,小泉回憶最初無蛋配方(エッグケア)美乃滋誕生的契機。

研究室裡有同事的孩子對雞蛋過敏,無法享用一般美乃滋。此外,日本對蛋過敏的兒童人數逐年增加,因此我們自2012年開始著手開發不使用雞蛋卻依然美味的美乃滋。並在2014年,首次推出了不含雞蛋的業務用美乃滋。

此後,公司也開發無蛋塔塔醬,並持續投入研發能兼顧乳製品、小麥等其他過敏原的產品。

日本的營養師希望所有學生都能享用相同的營養午餐,而全面照顧顧客,這也是我們開發產品的重要理念。

與學校營養教師的合作模式

談到Kewpie是否與學校營養教師共同舉辦研習活動,小泉表示,這部分並非由公司發起,而是由全國各地學校營養教師自發性地利用產品進行研修或開發新菜單,再將意見回饋給公司。

吉川補充說,於學校老師較有空閒的暑假期間,公司便邀請老師參觀工廠,討論像是豆類或冷凍雞蛋如何運用於學校午餐中。他坦言在學校午餐預算有限的情況下,營養師如何妥善分配預算以確保餐點品質,確實是一項相當困難的挑戰。

食育推進的核心信念

談到整體食育理念,小泉表示,希望孩子們擁有正確的知識,懂得如何飲食,才能健康、才能過好生活。我們會盡最大努力協助,讓學生吃得美味又營養,同時帶走正確的飲食觀念。

吉川則說,自1960年代起,Kewpie便開始向學校提出業務用美乃滋應用於午餐的建議,透過美乃滋產品的開發,公司最大的心願是讓孩子們好好享用餐點,健康成長。他同時強調,對企業而言,產品的安全安心是建立與顧客信任關係的前提,也是企業必須承擔的責任。


学校給食関係者とキユーピー株式会社とのパートナー関係

業務用マヨネーズの提供から食育推進の実践までの道のり

文|陳儒瑋 (大享食育協会上級研究員)

序文

茨城県美乃浜学園の栄養教諭である保立貴博氏の紹介により、第2回全国学校給食・栄養教諭等研究協議大会の現場にて、キユーピー株式会社 販売戦略本部 フードサービス販売戦略部 外食・給食チームの責任者である吉川宏治氏と管理栄養士の小泉直子氏に30分間のインタビューを行いました。インタビュー内容は学校給食に関する普段の業務の様子から、食育推進の実践や企業の社会的責任にまで及びました。

2022年、キユーピーは農林水産省が主催する第6回食育活動表彰の教育関係者・事業者部門(企業の部)において、最高賞となる農林水産大臣賞を受賞しました。キユーピーが1961年から開催するオープンキッチン(工場見学)、1984年より始めた食生活・健康に関する講演、2002年より小学生向けに開催するマヨネーズ教室が表彰の理由です。2020年の新型コロナウイルス感染症流行の影響を受けながらも、オンラインによる多彩な食育活動を展開することで、革新的かつ進歩的な実績を積み上げてきました。

2030ビジョン:世界の食卓から 笑顔を

キユーピーの食育推進事業について小泉管理栄養士は、会社が制定する2030ビジョンをもとに、「グローバル」、「お客様」、「社会・環境」の3つに焦点を当て行動に移していると述べました。学校給食は、「一人ひとりのお客様」と「子どもの笑顔」の2つの目標を実現するための重要な場です。

キユーピー商品はどのようにして給食をサポートしているのか?

小泉氏は、キユーピー商品の特長と学校給食をとりまく環境の変化を捉え、どうしたら学校給食の献立に取り入れていただけるかを考え、具体的な提案として学校栄養士にフィードバックすると説明しました。

キユーピーが年に3回発行している『KEWPIE食だより』では、学校栄養士へのインタビューを含むマヨネーズのさまざまな活用方法を共有しています。

「茨城県の保立貴博栄養教諭に取材し、マヨネーズを使用している給食メニューをお聞きした上で、さらに食育に対する見解もお伺いしました」と小泉氏は述べました。

マヨネーズ発売から100周年を迎えた今年、キユーピーは全国の学校栄養士を対象とした学校給食マヨメニューコンテストを開催しました。「アイデア賞」、「地産地消賞」、「SDGs賞」、「審査員特別賞」等の部門を設け、アイデアの創出、地元食材の活用や残菜の減少など学校給食での実践を提案し、マヨネーズの更なる可能性を探りました。

食物アレルギーを持つ児童に配慮した商品の開発

商品のイノベーションについて、小泉氏が最初に思い起こしたのは、キユーピー エッグケア(卵不使用)が誕生したきっかけでした。

「研究室の同僚の子どもが卵アレルギーのため、通常のマヨネーズを食べることができませんでした。また、卵アレルギーを持つ日本の児童数は年々増加していることもあり、私どもは2012年より卵を使わずとも美味しく食べていただけるマヨネーズの開発に着手しました。そして、2014年に卵不使用の業務用マヨネーズを初めて発売するに至ったのです。

その後は卵不使用のタルタルソースの開発をはじめ、乳製品、小麦等の他のアレルギー物質に配慮した商品の開発にも取り組んできました。「日本の栄養士はすべての学生に同じ給食を楽しんでもらいたいと願っており、包括的なお客様への配慮が、私どもの製品開発において重要な理念となっています。

学校栄養教諭との協力モデル

栄養教諭向けの研修活動をキユーピーが開催しているのかとの質問に、小泉氏は会社主導ではなく、全国各地の栄養教諭が自発的に商品を利用した研修や新メニューの開発を行い、その意見を私どもにフィードバックしていただいていると述べました。

吉川氏はまた、「学校の教師が比較的時間のある夏休み期間中に教師を工場見学に招待し、豆類や凍結卵を学校給食にどのように活用できるかについて討論しています」と補足しました。また吉川氏は、学校給食は予算に限りがあるため、予算を適切に配分して食事の品質を確保することは、栄養士にとって非常に困難な問題であると率直に述べました。

食育推進の中核をなす信念

全体的な食育の理念について話題が及ぶと、小泉氏は、健康的で充実した生活を送れるよう、子どもたちが正しい知識を持ち、どのように食事をすればよいのかを知ってもらいたいと述べました。学生が美味しく栄養のあるものを食べ、食事に対する正確な知識が得られるよう、私どもは最大限の努力を尽くしていきます。

吉川氏は、キユーピーは1960年代より業務用マヨネーズの学校給食への提案を開始しており、マヨネーズ製品の開発を通じ、子ども一人ひとりが食事を楽しみ、子どもたちが健やかに成長することが最大の願いであると話しました。また、企業にとって商品の安全・安心は、お客様との信頼関係を築くための前提条件であり、企業の責任であることを強調しました。


參考資料