枝豆蒸しケーキ

作者|嘉義県平林国民小学校 陳秀桃 栄養士

レシピコンセプト

台湾の良質な農産物を活かすことを出発点とし、本レシピでは枝豆を主役に、卵、バナナ、黒ごま入り枝豆ミルクを組み合わせました。たんぱく質、食物繊維、ビタミンB群を含み、子どもたちの栄養バランスをサポートします。

蒸して作る枝豆蒸しケーキは、しっとりとした食感と程よい弾力が特徴で、素材本来の風味を楽しめます。

また、作り方はシンプルで、一般的な学校給食の厨房設備でも調理しやすく、栄養面と子どもたちの好みの両方に配慮したレシピとなっています。


材料(10人分)

【食材】

むき枝豆(枝豆ミルク用):18g
水:57g
むき枝豆(トッピング用):12.5g
小麦粉:60g
ベーキングパウダー:1.2g
すりごま:7.5g
キャノーラ油:7.5g
バナナ:25g
卵:30g
黒糖:12.5g


作り方

  1. 蒸し器を予熱する。蒸す際の温度を安定させることで、蒸しケーキが均一に加熱され、ふんわり仕上がる。
  2. 枝豆ミルクを作る。枝豆(枝豆ミルク用)を加熱して火を通し、少し冷ましてから適量の水を加え、ミキサーで撹拌して枝豆ミルクを作る。
  3. 枝豆トッピングを準備する。枝豆(トッピング用)は10粒を飾り用として取り分け、残りは細かく刻む。
  4. その他の材料を準備する。黒糖は粒状と粉状にふるい分ける(粒状がない場合は省略可)。バナナはスライスする。
  5. 粉類を混ぜる。小麦粉とベーキングパウダーを一緒にふるい、すりごまを加えて混ぜる。(※ふるうことで均一に混ざりやすくなる。大きめのビニール袋に入れて振り混ぜてもよい。)
  6. 生地を作る。ボウルに、枝豆ミルク → バナナ → 粒状黒糖 → キャノーラ油 → 刻んだ枝豆 → 粉類の順に加え、均一になるまで混ぜる。
  7. 卵液を泡立てる。卵と粉状の黒糖を合わせ、泡立て器で「8の字」が書けてすぐ消えない程度まで泡立てる。
  8. 卵液と生地を合わせる。泡立てた卵液を生地に加えて混ぜ、カップの7~8分目まで流し入れる。最後に上へ枝豆を1粒のせる。
  9. 蒸す。蒸し器で約30分蒸して火を通す。(完成後、枝豆が沈んでいるのは正常で、蒸しケーキがしっかり膨らんだ証拠である。)

ワンポイント

  1. 甘さとしっとり感
    本レシピでは黒糖を使用し、砂糖の量は控えめにしています。熟したバナナの自然な甘みで甘さを補い、しっとり感も高めています。ただし、バナナの風味が強すぎると、一部の子どもには受け入れられにくい場合があります。
  2. 均一に混ぜることの重要性
    泡立てた卵液と生地では比重が異なるため、分離しやすくなります。そのため、しっかりと均一に混ぜることが重要です。大量調理や小分け作業の際も均一性に注意しないと、蒸し上がりの食感にばらつきが生じることがあります。(ふんわりしたものと、密度の高いものが混在する場合があります。)
  3. 紙カップと容器の選び方
    人数が多い場合は、大きな蒸しケーキとして作ってから切り分けることも可能ですが、サイズに応じて蒸し時間を調整する必要があり、食感も多少変化します。
    最小サイズの紙カップ(約10号サイズ)の使用を推奨します。紙カップは薄く変形しやすいため、外側に同サイズのアルミカップを重ねて使用すると形が安定します。アルミカップは繰り返し使用でき、低コストで環境にも配慮できます。

※本レシピは学校給食100人分レシピを等比例で縮小したものです。調味料はお好みに応じて調整してください。