文|荻原 遥
圖|荻原 遥
先週に引き続き、今週も翻訳ツールを活用しながら、資料の読解を進めております。職員の皆様のお名前についても、ようやく正しく発音できるようになってまいりました。
今週は、協会全職員が参加する定例会議に同席させていただきました。本協会はプロジェクトベースで活動しているため、会議では各担当者が自身のプロジェクトの進捗状況について報告されていました。
私は先週1週間をかけて、年間誌やウェブサイトに掲載されている活動報告記事を拝読しておりましたが、それ以外にも数多くのプロジェクトが紹介され、2時間の会議が非常に密度の濃いものとなっていたことが印象的でした。実習担担当の朱曉萱氏によれば、新年度の開始時期ということもあり、通常よりも発表されるプロジェクトの数が多かったとのことです。加えて、私にも理解が及ぶよう、配布資料には英訳や日本語訳を添えていただき、大変ありがたく感じております。
会議の終盤では、私自身の自己紹介と、インターンシップにおける役割および目標についても発表の機会をいただきました。本インターンにおける私の主な目標は、以下の2点です。
実習を通じて、NPOという組織の運営および社会的役割について理解を深めた上で、将来のキャリア選択肢の一つとして位置づけられるかを検討すること
「2025 第八屆臺灣學校午餐大賽」に関連する資料および、栄養士・シェフによる取り組みを分析し、給食を通じた食育活動による食品廃棄削減の可能性を探ること
2点目に関して申し上げますと、私はこれまでに給食における食品廃棄削減のための介入方法について研究を進めてまいりましたが、食育を手段としたアプローチは中心的なテーマとしては扱っておりませんでした。またこれまでの文献調査では、教育的アプローチの多くが欧米諸国を対象としており、台湾における実践事例には深い関心を抱いております。
1点目につきましては、次章にて詳述いたします。
目標の一つである「NPO組織の理解」を深めるにあたり、まずは本協会の設立背景や、職員の皆様のご経歴・関心領域について伺うことにいたしました。現在、私自身が将来の進路や職業選択について模索していることもあり、NPOにおけるキャリア形成にも興味があります。職員の皆様との対話を通じて、将来に向けた選択肢を広げる貴重な機会となりました。
なかでも、代表である黃嘉琳氏のお話は、私の抱いていた多くの疑問に答えてくれるものでした。私が当協会を初めて知った際、「なぜ給食や食育といった、専門性が高く、かつ取り組みの領域が限定されたテーマに取り組んでいるのか」という点に関心を持ちました。特に「給食を通じた国際交流」というプロジェクトについては、こちらで初めて耳にしたものであり、特に印象に残っております。なお、協会の設立背景については個人に関わる情報を含むため、ここでの詳細な記述は控えさせていただきます。
また、他の職員の方々ともお話を重ねる中で、多くの方が前職では異なる分野でご活躍されており、それぞれの専門性や経験を現在の業務において活かされていることが分かりました。実際に働かれている方々の生の声に触れることで、組織への理解が一層深まったと同時に、「給食」や「食育」というテーマの社会的意義を改めて認識することができました。
本実習を通じて社会貢献の多様な形に触れる中で、今の自分に不足している視点や能力について自覚し、今後どのような知識やスキルを身につけていくべきかを再考していきたいと思います。
文|荻原 遥
圖|荻原 遥
先週に引き続き、今週も翻訳ツールを活用しながら、資料の読解を進めております。職員の皆様のお名前についても、ようやく正しく発音できるようになってまいりました。
定期会議への参加
今週は、協会全職員が参加する定例会議に同席させていただきました。本協会はプロジェクトベースで活動しているため、会議では各担当者が自身のプロジェクトの進捗状況について報告されていました。
私は先週1週間をかけて、年間誌やウェブサイトに掲載されている活動報告記事を拝読しておりましたが、それ以外にも数多くのプロジェクトが紹介され、2時間の会議が非常に密度の濃いものとなっていたことが印象的でした。実習担担当の朱曉萱氏によれば、新年度の開始時期ということもあり、通常よりも発表されるプロジェクトの数が多かったとのことです。加えて、私にも理解が及ぶよう、配布資料には英訳や日本語訳を添えていただき、大変ありがたく感じております。
会議の終盤では、私自身の自己紹介と、インターンシップにおける役割および目標についても発表の機会をいただきました。本インターンにおける私の主な目標は、以下の2点です。
実習を通じて、NPOという組織の運営および社会的役割について理解を深めた上で、将来のキャリア選択肢の一つとして位置づけられるかを検討すること
「2025 第八屆臺灣學校午餐大賽」に関連する資料および、栄養士・シェフによる取り組みを分析し、給食を通じた食育活動による食品廃棄削減の可能性を探ること
2点目に関して申し上げますと、私はこれまでに給食における食品廃棄削減のための介入方法について研究を進めてまいりましたが、食育を手段としたアプローチは中心的なテーマとしては扱っておりませんでした。またこれまでの文献調査では、教育的アプローチの多くが欧米諸国を対象としており、台湾における実践事例には深い関心を抱いております。
1点目につきましては、次章にて詳述いたします。
多様な背景を持つ職員の方々
目標の一つである「NPO組織の理解」を深めるにあたり、まずは本協会の設立背景や、職員の皆様のご経歴・関心領域について伺うことにいたしました。現在、私自身が将来の進路や職業選択について模索していることもあり、NPOにおけるキャリア形成にも興味があります。職員の皆様との対話を通じて、将来に向けた選択肢を広げる貴重な機会となりました。
なかでも、代表である黃嘉琳氏のお話は、私の抱いていた多くの疑問に答えてくれるものでした。私が当協会を初めて知った際、「なぜ給食や食育といった、専門性が高く、かつ取り組みの領域が限定されたテーマに取り組んでいるのか」という点に関心を持ちました。特に「給食を通じた国際交流」というプロジェクトについては、こちらで初めて耳にしたものであり、特に印象に残っております。なお、協会の設立背景については個人に関わる情報を含むため、ここでの詳細な記述は控えさせていただきます。
また、他の職員の方々ともお話を重ねる中で、多くの方が前職では異なる分野でご活躍されており、それぞれの専門性や経験を現在の業務において活かされていることが分かりました。実際に働かれている方々の生の声に触れることで、組織への理解が一層深まったと同時に、「給食」や「食育」というテーマの社会的意義を改めて認識することができました。
本実習を通じて社会貢献の多様な形に触れる中で、今の自分に不足している視点や能力について自覚し、今後どのような知識やスキルを身につけていくべきかを再考していきたいと思います。