「台湾人に学校給食を紹介したい!」という思いで活動しているは、「台日学校給食献立交換プロジェクト」をこれまで3年連続で実施。
台湾農業部農産署の協力もあり、台湾と日本の栄養士がお互いの学校給食の献立や食育について交流する場を実現いたしました。
このプロジェクトにより、生徒たちにより豊かな食体験を提供できることを願っています。また日本の学校給食を参考にし、地元の食材や栄養教育の重要性を学び、台湾の学校給食での国産食材の活用を推進したいと考えています。
本プロジェクトは2022年に始まり、2024年には韓国の学校も新たに参加しました。これまでの3年間で、台湾の8つの県市(新北市、新竹県、台中市、彰化県、南投県、雲林県、高雄市、花蓮県)、日本の1都6県(東京都、千葉県、群馬県、茨城県、兵庫県、福井県、熊本県)、そして韓国の2大都市(ソウル特別市、仁川広域市)から、計50校以上の学校および給食会社が連携し、交流を深めています。
給食の提供にとどまらず、台湾、日本、韓国の栄養士たちは、オンライン会議や教材制作、教育用ビデオの撮影など、多様な方法を通じて、生徒たちは学校にいながら他国の食文化を学び、味覚を通して世界を体験することができるようになっています。
冬至なんきん
【作者】
櫻川朗江栄養教諭(福井県立南越特別支援学校)
【献立について】
冬至は、二十四節気のうちのひとつで、1年の中で昼間が最も短く、夜がもっとも長い日です。冬至に「ん」のつくものを食べると運に恵まれるといいます。幸運につながる「ん」のつく食べ物には、なんきん(かぼちゃ)、れんこん、にんじん、きんかん、うどんなどがあります。
冬至にかぼちゃを食べると中風(脳の血管の病気)やかぜの予防になるといわれています。また、黄色は、邪気をはらう色と考えられてきました。
かぼちゃとあずきを一緒に煮た「冬至なんきん」は、昔から食べられている福井の郷土料理です。
【材料】(1人份)
かぼちゃ⋯40g 小豆⋯10g 砂糖⋯2.5g こいくちしょうゆ⋯1.5g みりん⋯1.5g 昆布かつおだし⋯30g 塩⋯0.1g
【做法】
かぼちゃは角切りにする。 小豆は水を入れて火にかけ、煮立ったらお湯を捨てる。 ふたたび水を入れ、1~2回さし水をしながら、弱火でやわらかく煮る。 調味料を加え、かぼちゃを入れて煮る。 塩で味をととのえる。
「台湾人に学校給食を紹介したい!」という思いで活動しているは、「台日学校給食献立交換プロジェクト」をこれまで3年連続で実施。
台湾農業部農産署の協力もあり、台湾と日本の栄養士がお互いの学校給食の献立や食育について交流する場を実現いたしました。
このプロジェクトにより、生徒たちにより豊かな食体験を提供できることを願っています。また日本の学校給食を参考にし、地元の食材や栄養教育の重要性を学び、台湾の学校給食での国産食材の活用を推進したいと考えています。
本プロジェクトは2022年に始まり、2024年には韓国の学校も新たに参加しました。これまでの3年間で、台湾の8つの県市(新北市、新竹県、台中市、彰化県、南投県、雲林県、高雄市、花蓮県)、日本の1都6県(東京都、千葉県、群馬県、茨城県、兵庫県、福井県、熊本県)、そして韓国の2大都市(ソウル特別市、仁川広域市)から、計50校以上の学校および給食会社が連携し、交流を深めています。
給食の提供にとどまらず、台湾、日本、韓国の栄養士たちは、オンライン会議や教材制作、教育用ビデオの撮影など、多様な方法を通じて、生徒たちは学校にいながら他国の食文化を学び、味覚を通して世界を体験することができるようになっています。
冬至なんきん
【作者】
櫻川朗江栄養教諭(福井県立南越特別支援学校)
【献立について】
冬至は、二十四節気のうちのひとつで、1年の中で昼間が最も短く、夜がもっとも長い日です。冬至に「ん」のつくものを食べると運に恵まれるといいます。幸運につながる「ん」のつく食べ物には、なんきん(かぼちゃ)、れんこん、にんじん、きんかん、うどんなどがあります。
冬至にかぼちゃを食べると中風(脳の血管の病気)やかぜの予防になるといわれています。また、黄色は、邪気をはらう色と考えられてきました。
かぼちゃとあずきを一緒に煮た「冬至なんきん」は、昔から食べられている福井の郷土料理です。
【材料】(1人份)
【做法】