【活動】2024台日学校給食献立交換プロジェクト

プロジェクトの背景

「台湾の学校給食をもっと良くしたい」という思いで活動している台湾大享食育協会(タイワンタイキョウショクイクキョウカイ)は、「台日学校給食献立交換プロジェクト」をこれまで2年連続で実施。台湾農業部農産署の協力もあり、台湾と日本の栄養士がお互いの学校給食の献立や食育について交流する場を実現いたしました。

このプロジェクトにより、生徒たちにより豊かな食体験を提供できることを願っています。また日本の学校給食を参考にし、地元の食材や栄養教育の重要性を学び、台湾の学校給食での国産食材の活用を推進したいと考えています。

2022年・2023年の成果として、台湾の栄養士7名と日本の栄養士7名(東京都、群馬県、茨城県、福井県から参加)が交流し、合計16件の学校給食の献立と食育教材が考案されました。台湾と日本の教師と生徒たちが異国の味を楽しめただけでなく、特別な食文化も学び合い授業に活用することもできました。

一、主催者

台湾農業部農産署、大享食育協会

二、プロジェクト交流項目

今年は学校給食の献立交換の規模を拡大します。日本の学校給食に携わる栄養士10名と台湾の栄養士10名を招き、一緒に食育の重要性を学び、国際交流の機会を設けたいと考えています。

交流項目説明:

  1. 日本の学校は地元食材を推進することが多く、その経験を参考に、台湾の生徒たちにも地元食材の特徴と多様な食文化を理解させたいと考えています。
  2. 台湾と日本の栄養士には地元の特産品をテーマに献立を考案してもらい、献立が完成したら翻訳、試作と試食を行い、学校給食の交流を実施します。
  3. 本プロジェクトに参加する台湾の栄養士は、日本の学校を訪れて学校給食を提供するプロセスを見学、試食する予定です。そして両校の栄養士による食育に関する交流を行います。
  4. 台湾と日本の栄養士に学校給食の献立から食育教材を作成してもらい、両校の生徒が多様な食文化を学べる場を提供します。
  5. 両校の栄養士は、都合の良い日にお互いの献立を再現して提供します。そしてオンラインのビデオ通話を通じて、リアルタイムに両校の教師と生徒が交流します。

三、プロジェクト参加要項

  1. 交流対象:台湾と日本の学校栄養士、学校給食センター栄養士。
  2. 交流学校:高校、中学校、小学校。
  3. 給食を食べる人数:制限なし。参加者の実際の行われている給食の提供状況に基づく。
  4. 献立テーマ:地元食材の活用。
  5. 献立内容:一つの主食、二つの副菜、一つのスープが標準仕様になります。
  6. 栄養基準表:現地の学校給食の基準に従います。
  7. 食育教材:A4サイズの食育学習シートで作成し、内容に制約はありません。
  8. オンラインビデオ交流:栄養士と学校は少なくとも1クラスの教師と生徒を対象とします。

四、申込方法

  1. このプロジェクトに参加したい団体は、以下の宛先にメールをお送りください。schoollunchexchange@gmail.com、趣旨は「台日学校給食献立交換プロジェクトに応募
  2. 3日以内にご返信させていただきます。

五、実施日程

  1. 申込期間:2024年3月1日(金)至5月3日(金)
  2. 台日学校の結果発表:2024年5月10日(金)
  3. 食育教材の設計:2024年6月1日至9月30日
  4. 学校の給食提供とオンラインビデオ交流:2024年9月2日至11月29日

連絡窓口

單位:大享食育協会

住所:11072台湾台北市信義区菸廠路88号5階

担当者:洪莞紜 專案経理(janet@foodiedu.org)、陳儒瑋 研究員(reedchen1978@gmail.com

Web サイト:https://www.foodiedu.org/jp/contact


実績

2023台日学校給食献立交換プロジェクト

2022台日学校給食献立交換プロジェクト